クレジットカードの使い方に関するクイズの答えと解説です。
問1,クレジットカードではキャッシング枠とショッピング枠があります。クレジットとはどんな意味が含まれているのでしょうか?
A.信用

クレジットカードを発行する側の信用があるから所有ができるわけで、その信用の大小によって利用可能額の上限も変動します。
支払いができない人に対して信用する事は出来ませんし、所得の低い方にたくさんの利用可能額を使って延滞する事も起こっては困るからです。
問2,クレジットカードは銀行口座に代用ができるのでしょうか?
A.預金をするためのサービスでは無い

これは発行元各社の独自サービスによるもので、他にはデビットカードとキャッシュカードが一体になっているタイプもあります。
しかしながら、それぞれの機能を持ち合わせても異なる仕組みですから、クレジットカード機能が銀行口座に代用出来る事はありませんので、お持ちの磁気カードをデビットカードと勘違いされている可能性があります。
問3,セキュリティ番号とは、クレジットカードに記載されている数字を言いますが、該当する番号とは次のうち、どれを指しているでしょうか?(AMEX除く)
A.裏面の署名欄にある「3〜4桁」の数字

CVVと呼ばれるもので、磁気情報に組み込まれる事の無い扱いになっており、架空の取引を防止する為の仕組みです。
その為、繰り返し決済が失敗したりするような事があると、発行元で利用を制限される事があるなど不正利用防止の役割を担っているものと覚えてください。
問4,クレジットカードの署名欄を空欄ではなく、「記載してください」と買い物先の店員から言われました。空欄でも問題無いは無いの?
A.不正利用などの盗難保険や補償の適用ができないから記載する事が正しい使い方

悪用された場合には、補償を受ける事が出来ませんし、何よりも正しい使い方として署名した上で使う事が当たり前です。
たまに、署名をしない方や、署名を店員から求められゴネる方を店頭で見かけますが、こればかりは本人に落ち度が有りますので冷ややかな目線を送ってあげましょう(?)。
問5,クレジットカードを自分で使ったけれど、わざと「身に覚えが無い」と電話して、請求を逃れるという裏技はありますか?
A.発行元が建て替える仕組みだから、発行元に対して「詐欺」になる為に通用しない

インターネット上において、とくに直接対面する必要が無い、かつ信用ベースでの取引となるオークションサイトでこのような被害が確認されますが、クレジットカード現金化する業者では顔写真付き身分証の提示が避けられません。
相手方を騙すつもりで利用しても、何もいい事は起こりませんので改心してください。
問6,換金を目的とした使い方は、発行元も推奨していますか?
A.換金を目的とした使い方は、すべてのクレジットカード会社で認められていない

当然、架空の取引を装う事も認められるものではなく、クレジットカードそのものを売買する事も禁止されています。
問7,家族カードにすると、収入の無い家族にもクレジットカードを持たせる事が出来ますが、利用可能額の扱いは次のうち、どれが適切ですか?
A.利用可能額は共有されており、使った分だけ利用可能額が減る

しかし、利用可能額は共有されている為に、使い過ぎれば家族会議になるでしょう…。
親カードがあって子カードがある訳ですから、明細も把握する事も出来ますし、各種情報の変更や上限金額の設定等を勝手に手続きする事は出来ません。
問8,クレジットカード現金化する業者が、利用限度額を増やすサービスを提供しているのでしょうか?
A.そんな事は一切無く、自ら利用可能額を上げたいと申請するか、発行元が勝手に利用可能額を上げる事もある

つまり、クレジットカードさえ所有していればお金が手に入ると勘違いしている方が実際にいるということです。
業者はクレジットカードの発行元ではありませんので、ムリ難題を求められたり、「このような状況でも貸してくれるところはありませんか?」と尋ねられる事もあるとのことです。
意外にも当たり前の事を理解していない方が所有しているとは…他人事とは言え心配ですよね。
問9,クレジットカードを自分以外の第三者に貸し出す事が特定条件であれば認められているのでしょうか?
A.名義人本人以外は利用してはならない

本人以外の第三者に利用される事を想定をしておらず、認められてもいません。
トラブルが起こったとしても、その責任の所在や補償についてフォローされる事も無く、不正利用されたとしても請求される可能性が高いと理解しましょう。
問10,クレジットカードには「色」でステータスランクを示す事があります。このうち、存在しない色はどれでしょうか?
A.レッド

最近は平均所得レベルの人でもゴールドカードを簡単に所有できたり、プラチナを持っている方も知っていますが、会社の領収書で落としたり、接待交際費で営業マンが所有しているケースも知っています。
黒いクレジットカードだからブラックと呼ばれる訳でもなく、元から黒いデザインであるタイプもあります。