大臣閣議後記者会見の概要 ( 2003/06/17 )
於記者会見室 9:23〜9:40
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(閣議/閣僚懇)
それでは、今日の閣議と大臣発言について、一般案件は2件、それから国会提出案件は3件、法律の公布は、いずれも当省関係はございませんでした。政令が10件ございまして、当省関係では行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律の一部の施行期日を定める政令がございました。それから、それに付随して工業所有権に関する施行令の一部を改正、この2件であります。人事案件が3件でございます。
それから、大臣発言で内閣官房長官から、障害者のために講じた施策の概況に関する年次報告についての報告がありました。
扇国土交通大臣から人事案件で3件ございました。これは首都高速道路公団理事長の再任と本州四国連絡橋公団総裁と辞任とその後任という人事がございました。
それから、川口順子外務大臣は海外出張で、その代理を森山法務大臣に任じられるという報告がございました。
閣僚懇談会のときに総理大臣から、国会の会期は40日間延長という形で今、党の方でいろいろとやっていただいている、40日というのは限られた期間であるし、イラク支援法に加え、まだ残っている法案もたくさんあるので、関係閣僚は鋭意努力をして、そして延長内にすべて終わるように協力をしていただきたい、こういう趣旨の発言がありました。
今日の閣議と閣僚懇談会は以上です。 |
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| 【消費税率の引き上げ】 |
Q:
政府税調の中期答申で消費税率の引き上げが盛り込まれたことについてはどう思われますでしょうか。 |
A:
これは今日恐らく総理のところに石政府税調会長が持っていかれると思いますが、私も詳細は承知しておりませんが、報道で10%という形の答申があるやに聞いております。総合的ないろいろな判断の中で、消費税率だけではなくて、その他の税率等のいろいろな兼ね合いの中でそういう形が出たと思いますし、またかつて日本経済団体連合会からも消費税率に対しては、段階的に上げるというようなことを伺っております。ただ、小泉総理としては、自分の在任中は一切消費税は上げないということを言っておられますので、私としては一つの考え方を提示をしたと、こういうこととして受けとめておりまして、詳細を全部見た上で私なりに判断をしていきたいと思います。 |
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| 【WTO・エジプト非公式閣僚会合】 |
Q:
週末のエジプトで開催されますWTOの非公式会合なのですが、この会合の意義と日本としてはどういうことを求めていくか、あるいは譲歩していくか、その辺伺います。 |
A:
まず、国会が延長になりまして、国会との調整がありまして、私は極力出席をしたいと、こういう前提で取り組んでおります。しかし、国会との調整があり、このことをお含み置き下さい。
この会合は、パリに引き続きエジプトで開催をされますので、非農産品の問題、農業問題等、それからTRIPs協定、こういったものが俎上に上がってくると思っております。私どもとしては、前回にパリにおいても主張しましたけれども、シンガポールイシューの中でも投資ですとかアンチダンピング、これはしっかりとやっていかなければいけませんし、それから農業の問題、それから非農産品の問題に関しても、日本の立場というのはしっかり主張していくことが必要だと、そういう基本的なスタンスで臨むということだと思っています。 |
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| 【原子力発電所の運転再開】 |
Q:
柏崎刈羽7号機がようやく見通しも立って、この後いよいよ修理した原子力発電所が再開の対象になっていくのですけれども、当然新潟も含めて、これまでひびのなかった6、7号機とはちょっと違う考え方をしたいと、夏場に向けて今からさらに厳しい交渉があると思うのですが、このあたり地元に対してどのような点で安全性について納得してもらえるものか、そのあたりの大臣のポイントだけ教えてください。 |
A:
7号機に関しましては、昨日の新潟の県議会におきまして、原子力安全・保安院長と事業者からの説明を受けて知事としても起動の可能性について意思の表明がありました。私どもとしては、従来申し上げているように、一つ一つしっかりと安全確認をしながら、地元のご理解を得る、その努力は最後まで続けていくということでございます。
それから、ひび割れ等のあった問題に関しても、これも従来から言っておりますけれども、一つ一つ安全をしっかりと確認をして、そして丁寧に地元の皆様にご説明をして、納得をしていただくとことが一番大切なことだと思っておりまして、拙速は許されない、こういうふうに思っています。
一方、電力は夏場を控えて非常に厳しい事態も想定されますので、私どもとしては本当に地元のご理解をいただくことに全力を尽くすということが基本であり、それからもう一つは既に始めておりますけれども、節電対策というのをあわせて行うことによって、絶対に電力の断絶を起こさないと、こういう前提でさらに全力を挙げていかなければいけないと、こう思っております。 |
Q:
19日に自民党三役と原子力発電所の立地の首長がお会いしますが、大臣はご参加されますか。 |
A:
党と知事とそういう形で会合があるということでございますけれども、私は今のところは党と立地の知事さん、こういう形ですから、私は今政府の代表でございますから、私がその場に出て意見を開陳するということは、差し控えるべきではないかと思います。私はむしろこの前新潟にも行かせていただきましたけれども、行政の責任者としては、福島にも私どもとしては地元から来いというようなご要望があれば、行くことについては、いついかなるときでもやぶさかではありませんが、党との会合ことに関しては、私どもとしてはそこに出席するということは、いかがかなというふうに思っております。 |
Q:
その日に個別にお会いするという予定はないのですか。 |
A:
それはまだそこのところの日程はまだ具体的にはなっていません。ただ、私はあれだけご迷惑をかけて、私が出向くべきが筋ではないかなと、そう思っています。もしそういう形で機会があれば、私自身はお会いすることはやぶさかではありません。 |
Q:
新潟に何回でも機会があれば行くというお話だったのですけれども、今のところ具体的に再度訪問する予定はありますか。 |
A:
今のところはまだ具体的にありませんけれども、私も現地でも何度でもお伺いさせていただいて、またご説明をさせていただくということを言っておりますから、地元の皆様方のそういうご意向も踏まえて、そういう機会が来れば、それは行くことはやぶさかではありません。 |
Q:
佐藤知事が保安院の分離を唱えていますが、それは難しいという大臣のご見解は聞いていますが、それにかわる新たなスキームを何か提示する予定はあるのでしょうか。 |
A:
特に私は今考えておりません。国会答弁でも、再三再四私は申し述べておりますけれども、一方においては原子力を推進していかなければいけない、その推進していくサイドが安全に関しては全然知らない、ただ推進をしてくれということでは非常に無責任でありますから、そういう意味では私どもに原子力安全・保安院があって、そしてその安全というものをしっかりと担保しつつ、推進を進めていくということは必要ですし、そのためにはダブルチェック体制で内閣府の中に原子力安全委員会を設け、さらにこの前の法改正によって、そこは強化をさせていただきました。ですから、私どもとしては、ダブルチェック体制をしっかりすることによって、私は十分担保できると思います。佐藤知事がそういうご意見があるということも、私どもでよく承知をしております。従いまして、そういうお考えはお考えとして、私の方はしっかり精査をしながら、それは全く聞く耳を持たないという形ではなくて、私どもの基本方針はそういう形でありまして、佐藤知事ともそういう意味で、率直に話し合っていくことに私は躊躇するものではない、こう思っています。 |
Q:
地元には、軽微なものでもひびを残した形での原子力発電所ということと、東電と国に対する、措置に対する不信感、大まかに言ってこの二つの信用が失われたところで、今後国はひび入り原子力発電所の方の運転再開の理解を求めていかなければいけないのですが、一つ一つ安全確認してと、そのとおりだと思うのですけれども、具体的にどのあたりを住民に説明していけば、このあたりの不満といったところを取り除くことができるとお考えですか。 |
A:
それは維持基準という中で、ひびの許容が例えば向こう5年間ひびが発展をしない、そういう安全性が担保できるという技術的な知見、そういうものは既に出ているところでございます。そういったところは大変地元の方々が不安に思っておられますから、説明責任をきちっと果たしていくということが私は非常に大切なことだと思っておりまして、そういう意味で一つ一つ丁寧に安全確認と説明をさせていただいて、地元の皆さん方のご理解を得ると、こういうことが私は基本だと思っております。そういう中で一方においては電力の不足という、そういう側面がありますけれども、拙速は許されないと、こういう形で私どもは丁寧にきちっとやっていかなければいけないと思います。 |
Q:
先日、ポンプの部品が落ちてしまって、メーカーが東京電力がそれを伝えていなかったと、若干去年からのトラブル隠しの体質を彷彿とさせてしまうような出来事も直近で起きておりますが、残念な出来事なのですけれども、そのあたり組織の本当に再発防止対策はできているのかといったような不信感みたいな声も聞こえるのですが、このあたりはどう対処しますか。 |
A:
確かに、昨年の8月以降、そういう安全管理は徹底して、事業者にも私どもはしっかりした指示をしてきたつもりであります。そういう中で、今ご指摘のような事例があったことは非常に残念なことだと思っています。しかし、そういう事例もフェイタルなものではない部分のものですけれども、それが逐一それまでは隠蔽体質があったのですけれども、全部明らかになってきたということは、私は残念なことであるけれども、包み隠さず出てくるということは、体制としてある意味では機能しているのではないかと思います。従って、さらにもっとそういう意識の徹底と我々は安全に対する事業者の作業手順も含めたそういうものの徹底をやっていかなければいけないと思います。確かに、ご指摘のことは大変残念なことだと思います。 |
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| 【士志の会】 |
Q:
昨日の麻生政調会長らとの例の士志の会のことですが、どんな話をされましたか。 |
A:
いつも大変な政局の話をしているのではないかというご期待があるようなのですけれども、4人が会って政局の話というのは極端に言うとお互いに牽制し合ってほとんど出ないわけです。ですから、昔から同じ当選7回で非常に気の合った仲間ですから、そういう友情を温め合っているというのが本筋でありまして、昨日は私はちょっと所用があって中座をいたしましたら、その後、何か決めたか知らないけれども、新聞を見ますと、候補者を出すというので、少なくとも私がいるときはそんな話は出てなかったのですけれども、後で確認してみようかなと思っています。
(以 上) |