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大臣閣議後記者会見の概要 ( 2003/04/01 )
於記者会見室 9:11〜9:24


(閣議/閣僚懇)
 一般案件は3件、国会提出案件が4件、それから政令が3件です。この中に当省の関係では輸出貿易管理令の一部改正がございます。人事案件が7件です。報告が1件、配布資料が1件です。
 大臣発言で、環境大臣から、自然再生基本方針についての報告がありました。これに関連して、国土交通大臣からも発言がありました。
 外務大臣から、平成15年版外交青書についての報告がありました。
 それから、石破防衛庁長官の大韓民国への出張報告がございました。
 それから、財務大臣から、平成15年度の予算の成立に当たっての所管がございました。これに関連して、経済財政政策担当大臣からも発言がありました。
 それから、総理から発言がありまして、いわゆる構造改革の特別区域という形で4月1日から行うけれども、これに鴻池特命担当大臣の協力をさせるということでございました。
 閣僚懇談会に入りまして、総務大臣から、行政改革大綱のフォローアップについての報告がございました。
 今日の閣議と閣僚懇談会は以上です。
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【株式市場、原油価格】
Q:
 昨日、日経平均の終値が8,000円を割りまして、原油価格が上がって、政府として、または経済産業省として、何か対応なり、その辺はいかがですか。

A:
 今日もちょっと寄りつきが下がっているようでございますけれども、イラクの情勢が当初は極めて短期というか、楽観的な予測があったのですけれども、なかなか膠着状況だということで、アメリカの株価が大幅に下がったと、こういうことが影響して、昨日年度末でしたけれども、大幅に値下げと、それが主な要因だと思っております。また先行きが若干不透明だということで原油の価格も上がったと、こういうふうに私は思っております。

Q:
 補正予算議論への影響はありますか。

A:
 一部予算委員長等が発言をしているということは聞いておりますけれども、補正予算も成立をしましたし、それから平成15年度の予算も成立をしましたので、補正では3兆円の手当て、本予算でもデフレ対策等を盛り込んでございますから、成立をしましたら、両方がしっかりと効果を発揮するように、しっかりとした運営が私は当然必要だと思っています。
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【ロシアのパイプライン】
Q:
 閣議の後、総理のところに入りまして、ロシアのパイプラインについて何かお話しされたそうですが、どのようなお話ですか。

A:
 ロシアに関しては、今中国ルートとナホトカルートがございまして、当初決定を延ばして、大体5月の初旬ごろに最終決定するということになりました。私どもは皆さん方ご承知のように、岡本資源エネルギー庁長官も3月に訪ロして、精力的にいろいろ話をしてきたところでございまして、総理に対しては、5月1日が一つの山場だと、従って、総理としてもロシア首相と連絡があるときには、そのことを念頭に置いてお話をしていただきたいということは申し上げました。
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【三井化学と住友化学の統合撤回】
Q:
 昨日、三井化学と住友化学の統合撤回の発表がございましたけれども、今回の統合は市場では業界の体制を打破する最高の組み合わせではないかと見られていたかと思いますが、今後この業界の構造改革をどう進めていくかということと、この分野は政府が関与してきた分野ですが、何らかの形で側面支援をしていくのですか。

A:
 これはあくまでも民間同士のそういう話し合いに基づいて動いてきたわけで、私どもとしては、今ご指摘のような点がありますから、そういう意味では、うまくいけばいいなと、そういうふうに思っておりました。しかし、今回決裂ということではなくて、いろいろな条件が折り合わなかった、そういう状況だと私は承知しておりまして、今後さらに両者の間で検討を進めていくことも考えられると思っておりますので、そういう場合には、私どもとしても温かく見守っていきたいと思っておりますし、両者とも非常に業績が改善されていいということも背景の中でちょっとあるのかなと、そんな感想を持っています。
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【WTO交渉】
Q:
 WTO交渉についてお尋ねしますけれども、一つは昨日これまで農業交渉で各国の代表者と議論を重ねてきた大島議員が農水大臣をやめてしまい、非常に難しい時期に農水大臣がかわるということの影響と、農業交渉が3月のモダリティ合意がちょっと見送られましたけれども、これも含めて担当の平沼大臣は今後のWTO交渉をどのように進めていくか、どのような影響があるか、この点についてお願いします。

A:
 31日までに農業交渉のモダリティの確立に至らなかったということは、事実でございまして、私どもとしても残念な気持ちがいたしますけれども、過大な要求をしている輸出国側に現実的な対応をとるように、私どもは粘り強く働きかけてきましたが、これらの国々が歩み寄りを見せなかったので、溝が埋まりませんでした。従って、3月いっぱいにノダリティが確立できなかったことはしようがなかったと思っています。しかし、議長も4月以降も技術的な事項の検討を継続すると、こういうふうに言っておりますので、我が国はこれに粛々として対応をしていく考えでございます。
 いずれにしても、合意を得るためには過大な主張をしている輸出国が私どもは現実的になる必要があると思っています。私どもとしては、引き続きEU等と連携を密にしながら、輸出国に対して粘り強く働きかけを行っていくと、こういうふうに思っております。この農業交渉において、モダリティ合意期限を守れなかった、途過したということは遺憾だと思っておりますけれども、できるだけ早くモダリティを確立するということが各国の共通の認識だと思っております。ですから、引き続き繰り返しになりますが、EU等と連携をしながら、我が国の主張に即した現実的な、かつバランスのある合意が得られるように努力はし続けていきたいと思っています。
 そのほかのサービス交渉については、すべての国が期限どおりにリクエスト等を出しているわけではありませんけれども、各種の検討作業は精力的に進められておりまして、交渉のモメンタムは私どもは維持されていると認識しております。今回の農業交渉のモダリティ合意期限の途過ですべてがうまくいかなくなるとの考えは私どもは適当でないと思っておりまして、各交渉が着実に交渉の熟度を上げていくことが重要だと思っております。とりあえず農業のモダリティをできるだけ早く確立するように努力をするほか、非農産品の市場アクセスのモダリティを予定どおり5月末に決定することが極めて重要だと、こういうふうに思っておりまして、各種閣僚会議等で政治的なモメンタムを高めながら、当面はカンクーンの閣僚会議で成功裡に今次のラウンドを折り返すことができるように、私どもは努力をしていかなければならない、そういうふうに思っているところです。
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【ロシアのパイプライン】
Q:
 パイプラインの件ですが、今後日本政府としてロシア側にどのような働きかけを具体的にしていくのですか。

A:
 今月でもまた必要があれば、エネルギー庁長官でも行くことはやぶさかではありません。だから、積極的に働きかけはしていく必要があると思っております。まだ正式に決まっておりません。
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【農水大臣の交代】
Q:
 先ほどWTOの件ですが、農水大臣交代についてのご所感といいますか、前任の方と新任の方がかわられてご感想がありましたらお願いします。

A:
 大島前大臣は、私が議運委員長のときに筆頭理事をしていただいて、有能な政治家でした。また、今次のWTO交渉についても非常に就任早々、それぞれの関係国に出向いていって、精力的に取り組んだという形で、辞任をされたということはかつてずっと同僚でやってきたそういう間柄ですから、非常に残念だと思っております。しかし、政治家としてああいう決断をされたということですから、やむを得ないことだと思っております。
 今回、新たに就任する亀井新大臣は政治歴もある方だし、また党においても農林部会等でも非常に実績を積まれた方ですし、またお父上も農林に対しては非常に造詣の深い政治家であったわけですから、そういう意味では私としては人材としては非常に適当だと思っております。また私事ですけれども、大学が同期でございますし、お互いに運輸大臣も経験をした間柄ですから、協力しながらやっていきたいなと思っております。


 (以 上)

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