大臣閣議後記者会見の概要 ( 2002/04/09 )
於記者会見室 9:03〜9:17
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(閣議/閣僚懇)
それでは、今日の閣議と閣僚懇談会のご報告をします。
閣議案件は、政令が2件です。当省関係はありません。人事案件が2件でございます。その中で、小泉総理の海外出張と竹中大臣の海外出張、これはいずれも中国の会議です。配布資料は、内閣からの配布資料ですけれども、当省に関係がある平成13年度版の原子力安全白書、その他1件であります。
大臣発言がありまして、科学技術政策担当大臣より、原子力安全白書についての報告がありました。今回の白書では、プルサーマルを始めとするプルトニウム利用技術に関する国民の議論に資する観点から、プルトニウム利用に係る安全性に関して、科学的、技術的に得られる知識や経験を整理することが重要だということで、プルトニウムの利用に関する安全確保、これを特集しているという報告がありました。
森山法務大臣から、大韓民国への出張報告がありました。ワールドカップサッカー大会の成功を目指して、両国の出入国管理、連携強化とか、フーリガン対策、そういうあり方について有意義な話をしてきたということであります。
それから、閣僚懇談会になりまして、総理大臣から、自分の留守中は、当然官房長官、それから竹中大臣の臨時代理として村井大臣ということでございました。
扇大臣から、資料が配られまして、ワールドカップサッカー期間中の、外国人旅行者向けの特別割引等優待についての報告がありました。例えば、外国から入国した旅行者は、日本中どこに行っても飛行機は、1路線6,300円で乗れるとか、鉄道については、5日間に限って、全国のJR全線自由席を2万円をちょっと超える額で、どんなふうに乗ってもいいということをやると。
それに関連して、文部科学大臣から、国立の博物館、美術館は、外国人旅行者は、この期間無料にするという発表がありました。
柳沢金融担当大臣から、今までの例を見ると、フーリガンを始めとして、地域で野宿をする外国人が非常に多いと、こういう対策はどうするのだと、総務大臣はどう考えているのだと。
(総務大臣から)キャンプ場の誘致に関しては、過熱をしたので、総務省としては自粛を求めたけれども、こういったことの問題についても検討しますということです。
扇大臣が、旅館、ホテルについては、いろいろ手は打っていると、しかし野宿という問題で、これは、いわゆる治安だとか、そういう問題もあるので、検討するというようなことでありました。
法務大臣から、韓国との間で、犯罪人の引き渡しに関して、韓国側からワールドカップ前に批准をしたいという話があった。ですから、その辺も前向きに検討したいという話がありました。
今日の閣議と閣僚懇談会は以上です。 |
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| 【米国鉄鋼セーフガード】 |
Q:
11日に、ゼーリックUSTR代表と会談するそうですが、鉄鋼セーフガードの論議を含め、大臣としてはどのように臨まれますか。 |
A:
11日に私に会いたいということで、国会との日程がありますので、時間はまだ決めておりませんけれども、お会いすることになると思います。いろいろなこと、WTOに関することも、話さなければいけないと思いますけれども、当然、鉄鋼に関して、私はゼーリックさんとしっかりと話をしようと思っています。 |
Q:
鉄鋼問題以外では、どのような話をされますか。 |
A:
今言ったように、WTOは1月に第1回のスタートができました。その中で、日本も、投資ですとかアンチダンピングとか、そういうことがあるし、また発展途上国に対しては、キャパシティビルディングの問題等ありますので、そういったこれからの案件について、私どもは積極的に話をしようと、そのように思っております。 |
Q:
セーフガードの見直しについては、どのように説得されるようなお考えですか。 |
A:
アメリカの措置というのは、WTOのルールからいってもおかしな措置でございますので、そこは私どもとしては、はっきりと、言うべきことはしっかりと言わせていただくし、また、別途これは、EU、日本、韓国、中国も入って22条に基づいた会合も開かれます。そういうことも含めて、しっかりとした話し合いをしていこうと思っています。 |
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| 【G8エネルギー大臣会合】 |
Q:
ちょっと先の話なので、まだご検討されていないのかもしれないのですけれども、デトロイトで開かれるG8のエネルギー大臣会合にご出席をされると思うのですけれども、そこでどんなテーマが考えられるのか、日本として何か打ち出すお考えでしょうか。 |
A:
私はデトロイトには出席をさせていただきますけれども、日本として、エネルギーの安定供給、そういうものに対して、しっかり発言しようと思っていますし、また、石油の価格が今いろいろ動きがありますけれども、そういう価格の問題等についても、その機会にしっかりと話をしていきたいと思います。また諸外国のいろいろな意見もしっかりと聞いて、世界のエネルギーの安定供給というのが一番大切ですので、そういうことを中心に、デトロイトではしっかりと議論に参画をして、成果を出していきたいと思っています。 |
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| 【原油価格】 |
Q:
イラクが、原油の輸出を止めたのですけれども、これについて大臣はどのように受けとめていますか。 |
A:
イラクは、パレスチナの情勢形で、8日から1カ月輸出を停止するという措置をしました。それに対して投機筋の動きもあって、原油価格は上がり気味になっています。9月11日の同時多発テロ以前と以降、以降において、じりじり原油価格が上がってきて、25ドルぐらいになってきたのですが、今はそれを超えるような状況になっています。ただ、サウジアラビア、クウェートといったところは、それに追随しない、こういうメッセージを出しています。また、非OPECのロシア等の動きもありますし、今の段階では、アメリカは若干小康状態になってきたと思っています。しかし、依然として火種があるわけですから、私どもとしては、注意深く見守っていかなければならないと思っています。
一方、イラクから、日本に対する原油の、日本にとっては輸入ですけれども、これは日量でも0.1%程度の量でございますから、当面、日本にとっては大きな影響にはならないと、世界全体から見ても、イラクの輸出量の比率は2.2%ということでございますから、投機筋による過剰な反応等を通じたそういう価格の影響も懸念されますけれども、いずれにしても、これによって、とどまるところを知らずに原油価格が高騰するということには、私は今申し上げたような理由でないと思いますし、またいわゆるOPECも臨時の総会を開くということで、観測筋によると、原油の増産という形も議論にのるというような、そういう可能性もあります。いずれにしても、そういう全体の状況の中で、私は冷静に見守っていきたいと思いますし、省内でもこういった状況の中で、いつでも対応できる、そういう体制をとっているところです。 |
Q:
それに絡んでですけれども、イランの動きというのが注目されているわけですけれども、イスラム諸国の外相会議などで、イラクが石油を武器にすべきだということに対して、イランが同意したとか、否定したとか、いろいろ話はあるのですけれども、それに対して日本がすべきことは何でしょうか。 |
A:
いろいろ動きがあると思いますけれども、私どもとしては、世界の石油の安定供給のために、影響力あるイランに対しては、自重を促すべきだと思っています。ですから、イランにも今ご指摘のように両論ありますから、私は、イランが一気に過激な行動には踏み込まないと認識しています。 |
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| 【加藤紘一議員辞職】 |
Q:
加藤紘一氏が昨日議員辞職を決めましたが、ご感想をお聞かせください。 |
A:
私は個人的に、私が会社員のときから、したがって、昭和37年、彼が外務省の外交官、それからずっと交流がありましたので、しかも私は彼と同い年でありまして、本当にある意味では、長い間の友人として非常に残念な気持ちです。彼は、昨日の決断というのは、自分自身にぴしっとけじめをつけると、そういう意味で、議員辞職の決断をしたと思っています。彼の判断で、そういうことをしたということで、友人の1人として、その決断は評価をしたいと思っていますけれども、長いつき合いとして、私はちょっと残念な気がしていることは事実です。 |
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| 【米国鉄鋼セーフガード】 |
Q:
鉄鋼セーフガードですが、ブッシュ大統領が決断したことなので、撤回はなかなか難しいと思うのですが、ゼーリック氏との会談で思うような結果が得られないような場合は、対抗措置についてはどのように考えていますか。 |
A:
これは先ほど言いましたように、EU、中国も入り、韓国、日本と22条に基づいてやるわけで、その進展も同時に見守る必要があると思っています。しかし、私どもとしては、第一次段階ですから、まずしっかり主張することは主張し、そして、アメリカの出方を見て、その中で、22条に基づいたそういう動きも勘案しながら、いろいろ選択肢を求めて、判断していきたいと思っております。
(以 上) |