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大臣閣議後記者会見の概要 ( 2002/04/05 )
於記者会見室 8:55〜9:07


(閣議/閣僚懇)
 今日の閣議と閣僚懇談会のご報告をさせていただきます。
 閣議案件は、一般案件が1件、国会提出案件が3件でした。それから、公布法律が1件、法律案が1件、政令が2件、人事案件が3件であります。当省関係としては、質問書に対する答弁書が1件ありました。

 それから、大臣発言になりまして、内閣官房長官から、都市再生本部の構成員の変更について報告がありました。これは、閣議により設置されている現行の都市再生本部の構成員として、すべての国務大臣に参加をしていただくということであります。
 内閣官房長官から、引き続き、食品の安全行政に関する関係閣僚会議の開催について、これは官房長官が主宰をして、厚生労働大臣と農林水産大臣と総務大臣と竹中国務大臣で、これを関係閣僚会議とする。これが閣議の口頭了解で、第1回の会合は今日の閣議の終了後、開催をしているところでございます。
 総理大臣から発言がございまして、森山法務大臣が、7日から8日まで韓国に出張する、その臨時代理として遠山文部科学大臣ということでございました。

 それから、閣僚懇談会に移って、尾身科学技術担当大臣から、報道によると、総理は総辞職でなくて解散だと、こういうふうに言われたと。それは、小泉内閣は、国民が選択をしたので、まさにその判断でいいと思う。一致協力をしてやっていくのだという発言がありました。
 小泉総理から、自分が言った意味は、責任放棄ではいけない、絶対に投げ出してはいけないと、そういう思いを込めて、あの発言をしたというコメントがありました。
 扇国土交通大臣から、参議院で本日11時から、武部大臣の問責決議案が出る。連立与党の一員として、保守党は出席をして、そして反対に投票をすることになった。公明党さんは人事案件の冒頭から出席をしない。そして、公明党さんは小泉内閣には協力をしていくと、こういうことであるので、小泉内閣を私どもとしては支えていきます、公明党さんも同じでありますというコメントがありました。
 これを受けて武部大臣から、大変皆様方にご心配と、ある意味ではご迷惑をおかけした。しかし、私もこれから全力を投球して、そして問題の処理と今後の対策を全責任を負って遂行していくという話がありました。

 今日の閣議と閣僚懇談会は以上であります。
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【電力自由化】
Q:
 昨日の電気事業分科会で、電力の完全自由化の方向が確認されましたけれども、大臣としてご所感はいかがでしょうか。

A:
 小売りの完全自由化という形で、委員の中から、具体的に言うと、東京電力の南社長から、そういう話が出たということは、私としては、積極的なご提案をいただいた、そのことは評価したいと思っています。具体的な電気事業制度のあり方については、皆様方ご承知のように、今後分科会においてご審議をいただく予定でございまして、その際には、当然のことながら、委員の皆様方に積極的にご議論をいただいて、電気の安定供給、それをいかに効率的に実現し、そして優れた制度を維持していくか、そういう面でのご提案を私どもは期待をしている。そう思っております。
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【FTA】
Q:
 一昨日の経済財政諮問会議の中で、FTAの推進という方針が出されましたけれども、農業分野の調整をめぐっては、大臣としてはどのようにお考えですか。

A:
 農業分野というのは、どの国でも非常にセンシティブな問題があると思います。しかし、経済財政諮問会議では、FTA、それから地域の経済連携協定を含めて、これは21世紀の日本のグローバル化の中にあって、選択すべき道であると、こういう議論がなされました。農業問題というのはセンシティブですけれども、しかし、これとても聖域ではなくて、十分状況を踏まえながら、そして関係国との間でいろいろな面で折衝をして、いい解決点を見出していくということが肝要であると思っております。また、日本の農業というものも、限定的に考えないで、将来に向かって、コスト面あるいは品質面等でポテンシャリティを出す、そういう可能性すら私は非常にあると思います。農業技術が非常に進歩している、あるいは大変温暖な気候にめぐまれている、また、いろいろな改良技術等も進んでいると、そういうことであれば、農業分野に関しても、十分な競争力を持つことが、努力次第ではできるわけであります。依然としてセンシティブな問題ですけれども、FTAとか経済連携協定を進めるに当たっては、聖域というものはないと。ですから、その中でいかに整合性を求めて、これからの交渉にゆだねていくかと、そういうことに尽きると思っています。
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【武部大臣の問責決議】
Q:
 武部大臣の件ですけれども、一応、今日、問責決議案の採決で一区切りがつくのですけれども、小泉内閣に対する影響をどういうふうに見ていらっしゃいますか。

A:
 武部大臣も、そういう非常に苦しい立場に立たされたわけですけれども、しかし、自分は全力でBSE問題についても取り組んできて、農林水産大臣として、ここまで報告書もまとまったし、そして、ここまでいろいろ整理ができてきたので、自分の責任をとるということは、さらに努力をして、そして国民の皆様方の信頼を回復することである、そのことに全力を尽くすと、こういう形で一貫して主張してこられました。小泉総理も、これまでやってきて、そして、一番この問題に熟知し、経験を積んだのは武部農林水産大臣だから、彼がまさにふさわしいと、任命権者である総理自身が、そういうふうにしっかりとした発言をされています。そういう意味では、私は、国民の皆様方の、そういう面では小泉内閣に対してさらなる不信感を募らせるということにはつながらないと。要は、武部大臣から言っておられるように、これからもさらなる取り組み、このことをしっかりやっていけば、国民の皆様方のご了解は、私は当然得られると思っています。
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【内閣支持率】
Q:
 最近の世論調査で、小泉内閣の支持率が低下傾向にあるわけですが、総理は総辞職でなく解散みたいなことをおっしゃっていますけれども、ここら辺のことについて大臣はどうお考えですか。

A:
 今日たまたま、閣議後の懇談会での尾身大臣の発言をご紹介しましたが、それを受けて、小泉総理は、自分は不退転の決意でやるのだと、こういうことだと思っています。総理が言われたように、責任を放棄することではなくて、そして全うすることだと。その基本姿勢でやられると思いますので、いろいろな問題が起きていますけれども、私は、これから真剣な取り組みをしていけば、国民の皆様方の支持率も回復をしてくると。私どもも、それをサポートすべく全力を尽くさなければいけないと思います。



 (以 上)

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