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大臣閣議後記者会見の概要 ( 2001/10/16 )
於衆議院議員食堂前 8:56〜9:04


(閣議/閣僚懇)
 それでは、今日の閣議と閣僚懇談会のご報告をします。
 一般案件が2件、それから国会提出案件が2件、いずれも当省関係はありません。政令が1件、人事案件では6件ですけれども、私が、本日から上海に出張する報告があり、それから、もう1件は、私ほか4名に第13回アジア・太平洋経済協力閣僚会議日本政府代表を命ずると、こういう人事案件がありました。

 それから、大臣発言では、まず外務大臣から、昨日、小泉内閣総理大臣が韓国を訪問した件の報告がありました。
 田中外務大臣から引き続き、私も一緒に行きましたシンガポールでのWTO・非公式閣僚会議についての報告がありました。
 それから、私から同趣旨で報告をさせていただきました。

 今日は、閣僚懇談会は特に発言はありませんでした。
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【WTO・シンガポール非公式閣僚会合】
Q:
 まず、WTOの非公式会談なんですけれども、来月の新ラウンドの立ち上げに向けて、成果が得られたという意見がある一方、先進国と発展途上国との溝は埋まっていないという意見もありますが、その辺の大臣のお考えは。

A:
 前回、メキシコで同様の非公式閣僚会議がございました。皆さん方もご承知のように、メキシコの非公式閣僚会議というのは、それぞれ問題点を出し合って、それを宿題として持ち帰って、そして次のところで、それに対するいろいろな具体論を議論しようと、こういう形でありました。
 そこで、今回のシンガポールでいろいろ熱心な議論がありました。日本では、特に宿題で持ち帰った投資に関して、私どもとしては、かなり詳細に報告して、それは評価を受けました。
 今おっしゃったとおり、非常に活発な議論があったわけでありまして、ただ、まだ幾つかの問題で、それは発展途上国と先進国との隔たりですとか、あるいは先進国同士の間でも、いろいろ意見の違いがある。
 しかし、総体的に言えば、メキシコから続いてシンガポールでやって、さらに議論を深めたと。そして、より問題点がはっきりしてきたと。そういうことで、私は非常に成果があったと。そういう意味では、シンガポールでやってよかったなと思います。
 やはり、問題点が非常にクリアになったのと、もう一ヵ月を切ったから、それに対して、どういう具体的アプローチをしていこうかと、こういうことが明らかになってまいりましたから、そういう中で、APECの場もありますから、さらに議論を深めて、そして、11月のドーハで新ラウンドを立ち上げたいと、こう思っています。

Q:
 開催地について、変更を求める意見も出されたという報道もありますが、その点についてどうでしょうか。

A:
 これは、13日のワーキングディナーの中でそれぞれいろいろな意見が出ました。
 しかし、皆さん方ご承知のとおり、あくまでも原則として、カタールのドーハで開催をすると、この基本線を守っていこうと。しかし、さらにいろいろと注意深く見守っていくと、こういう結論になっています。
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【GDPの成長率】
Q:
 日本経済についてなんですが、今日、一部新聞報道がなされているんですけれども、今年度のGDPの成長率について、マイナス1%程度という、事実上の下方修正の見通しを発表するという話も出ていますが、その辺については。

A:
 やはり、日本の足元の経済というのは厳しい状況になっていることは事実です。4−6月のGDPの速報値というのも、マイナス0.8%になる、それで、恐らくこれから出てくる7−9月も厳しい状況であると。こういうことになると、マイナス1.0%かどうかわかりませんけれども、私どもとしては、やはり相当厳しい結果になると見ておりまして、そういう意味では、補正予算をしっかりやるということと、それから、平成14年度の予算というものを効果的に、そして、力強くやっていかなければいけないと思っています。
 経済産業省としましては、でき得る限り、こういう厳しい経済状況の中で、日本の経済を支えてくださっている中小企業に対して、しっかりとした措置を講じていかなければならないと、そういうことで、万全を期していかなければいけないと思っています。
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【APEC・上海非公式閣僚会合】
Q:
 APECに対する意気込みと申しますか、そこら辺はどうでしょうか。

A:
 APECというのは3つ柱がありまして、私どもがいずれも積極的にコミットしていることなんですけれども、1つは、APEC域内の貿易投資の自由化、円滑化、TILFの推進、これをさらに図っていく、こういう形でしっかりと我が国がイニシアチブをとって議論を進めていきたいと思っています。それから、6月の貿易大臣会合で、私から個別行動計画、そのレビュープロセス強化の提案を行ったところでありますので、この提案を今回、具体化をしていきたいと、これが第1点です。
 第2点は、経済構造改革を進めなければいけないと。我が方の分担としては、経済法制度の整備と、それから、各国から非常に期待されております中小企業の新規事業、その支援の分野においての協力を進めると、これは、各国の期待も大きいわけですから、これも重要なテーマとして、私どもとしては、しっかりコミットしていきたいと思います。
 それから、言うまでもなく、3つ目はWTOです。これに対しても、もう一ヵ月を切った段階ですから、APECとしても、WTOの立ち上げについて協力してやろうと、そういうメッセージをしっかり出すと、こういうことが必要だと思っています。

Q:
 きょう、閣議の後、ここまでちょっと時間があったのですが、総理に何かにお話しをされたことはありますか。

A:
 一つは、この前、総理が中国に行かれまして、朱副総理との間で中国とのセーフガードの件について、これは話し合いでどうかと、それに朱副総理がそれを受けたという形ですから、そこをしっかりやってほしいと、こういうことで、武部大臣と私が残ってその話をしたと。
 それから、私は、WTOの出張報告をさせていただいたと。この2件であります。

Q:
 今度、上海では、石広生さんとそういった話は当然出るかと思うんですが、その辺はどういうふうに考えていますか。

A:
 この前、私は上海に行きましたけれども、石広生部長との話の中で、日中関係は非常に大切な関係だし、いろいろな面での関係があるのだから、話し合いというのを基調にしていこうじゃないかと、こういうような話も6月の段階でしていました。
 ですから、私は、石広生さんも上海に来られますから、そのときに個別会談をさせていただいて、率直に話し合っていきたいと思っています。



 (以 上)

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