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平沼大臣中東訪問についての事務次官談話 ( 2001/07/02・05・09 )

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 明日から平沼経済産業大臣が中東を訪問されます(7月3日〜10日)。サウジアラビア、クウェイト、イラン、UAEという4カ国を訪問されるわけです。この4カ国は日本が原油を輸入している上位4カ国でございまして、そういった意味で、エネルギー政策上も大変重要なところでございますけれども、他方これらの国は、新しく経済発展のためのいろいろな対策を考えており、そういうことについても協力することがあれば、協力をしていくといったことで、エネルギー問題、経済問題についても広く意見交換をされることになったと思っております。大変強行日程でございますけれども、4カ国、とにかくこういう時期ですから、幅広い議論をしてきていただければと思っています。

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 平沼大臣中東訪問で、ただいまサウジアラビアにおられるわけですけれども、4日にファキーフ商業大臣、スルタン第二副首相と会談をし、その後、ファハド国王に表敬訪問をいたしました。会談では、サウジ側から中小企業とか、あるいは知的所有権の問題とか、あるいは職業訓練等の分野で、専門家派遣等を通じて我が国の協力をお願いしたいという要請がありました。平沼大臣からは、積極的に検討していきましょうというお話を申し上げたということでございます。
 それから、石油分野で、ドラ・ガス田というのがあるのですけれども、ここの開発についての理解を求め、それから、アラビア石油について、カフジ油田への再参入について相談したいというような発言を、大臣の方からいたしました。これは、スルタン第二副首相からは、関係者に伝えましょうという話があったと聞いております。

 国王の表敬につきましては、小泉総理の親書をお持ちしておりましたので、それをお渡しをし、そして、平沼大臣も経済・エネルギー担当大臣として、日サ両国の経済関係、エネルギー関係のさらなる緊密化ということについて自分も努力したいというお話をされたようでございます。両国の関係、これは二つの国にとってだけではなくて、世界の経済のためにも非常に大事だというお話をされたところでございますが、国王の方もそのことについては評価をするというようなお話があったと聞いております。
 5日は、企画大臣あるいは総合投資院の総裁等々にお目にかかりまして、次の目的地に向かうということでございます。
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【アラビア石油】
Q:
 平沼大臣が、スルタン第二副首相にアラ石の操業契約について、再構築したいと要望したということなんですけれども、これは大臣の個人的な希望を表明したということなのか、あるいは、日本政府として新たに権益更新に向けて、新たに条件を出す、そういう意思表示ととっていいのか。

A:
 もちろん、エネルギー担当大臣として、再参入の相談をしたいということですから、個人的なものではないわけです。
 ただ、カフジ油田というのは、アラビア石油がサウジアラビアとクウェイトの権益を受けて操業していたわけですけれども、去年、サウジアラビアの方が消えた。したがって、一方はサウジアラビアのガスを利用し、一方はクウェイトの権益を受けてアラビア石油が操業しているということでございますから、いずれにしても、相協力をしてやっていかなければならないところではあるわけです。
 かつまた、ドラ・ガス田というのがその先にあって、その開発ということになりますと、これまた、大変な協力というのが不可欠で、ドラ・ガス田というのも、実はカフジ油田の先、中立地帯の海上にあるわけですから、そういった意味で、当然この協力関係はこれからも維持していかなければならないという地域なわけです。そういった中で、例えばクウェイトとの関係が維持できるというようなことになれば、さらに、サウジアラビアの再参入といったようなことも考えてもいいのではないかということを申し上げたわけでございまして、それ以上のことを具体的に何か対応策があって言ったということではありません。まずは、そういうことをお話ししたというふうに考えていただきたいと思います。
 したがって、先方の回答も関係者に伝えましょうというようなことでございまして、特にこれからそれに向けて交渉が始まるというような段階に来ているわけではありません。
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 7月6日にクウェイトに入りまして、7月7日にスベイフ石油大臣、サバーハ第一副首相兼外務大臣などと会談をされました。サバーハ第一副首相兼外務大臣に対しましては、小泉総理からの親書を手渡されて、日本とクウェイトの良好な関係について、互いに確認をし合ったということでございます。また、スベイフ石油大臣との間では、エネルギー分野における協力に関する共同声明というものに署名をしたわけでございます。
 また、アラビア石油につきまして、操業継続について、クウェイトの石油省と議論をしているわけでございますけれども、今後の基本的な考え方、あるいは今後の手続等について確認がされたところでございます。

 7月7日、テヘランに移動されまして、7月8日、日曜日でございますが、ハタミ大統領、ザンギャネ石油大臣と会談をされたわけでございます。ハタミ大統領に対しましても、小泉総理の親書を手渡されて、日本とイランの間の関係強化について確認をし合ったということです。また、ザンギャネ石油大臣と会談をいたしまして、日本国の経済産業大臣とイランイスラム共和国石油大臣との間とのエネルギー合意に向ける協力についての共同声明に署名をされたということでございます。
 本日は、最後の目的地でありますアラブ首長国連邦に入っておられるところでございます。
 4カ国の歴訪ということでございますけれども、エネルギー問題だけではなくて、幅広く経済関係の強化について、各国とお話をしているところでございまして、中東との関係をさらに緊密化していくことが期待されているわけでございます。




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