経済産業大臣談話−緊急経済対策について−
( 2001/04/06 )
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1.私は、民需中心の力強い経済再生を図るために、緊急的に必要な措置として、
<1>不良債権の円滑な処理に向けた方策
<2>個人投資家の拡大など、証券市場活性化対策
<3>新たな市場や雇用が創出されるような環境整備
の3点が重要であると申し上げてきたところであります。いずれも、今回の対策に反映されているものと考えております。
2.特に重要なことは、不良債権の抜本的処理に向けた具体的かつ包括的なパッケージが整ったことであります。当省としても今般、不良債権処理を円滑かつ迅速に進めるため、産業再生法の活用を決定し、今内に施行することといたしております。
ついては、多額の有利子負債を抱えながらも積極的に再建に取り組もうとする企業においては、このスキームの適用を真剣に検討して、経営を抜本的に改善し、事業再構築を迅速に進めて頂きたいと考えております。
また、関係金融機関においては、産業再生法を活用して事業再構築を図りたいという企業の真剣な取り組みに呼応して、抜本的な債権放棄を含め積極的な対応をして頂けることを期待しております。
当省としては、事業者から相談があれば、産業再生法の活用について積極的に対応して参ります。
3.また、不良債権のオフバランス化や企業再建の促進に伴って、中小企業が、連鎖倒産の危険など、経営の安定に不測の支障を生じないよう、金融面で適切に対応するとともに、中小企業自身の健全化に向けての前向きな努力を経営革新対策により積極的に支援してまいります。
4.この他、本対策には証券市場の構造改革や新たな産業・雇用の創出に向け、我が国の構造問題を根本的に解決するための施策が盛り込まれております。
我が国経済の先行きに対する不安感・不信感を払拭し、我が国経済の自律的な回復を一日も早く実現するために、今後、これらの対策の具体化に向けて、不退転の決意をもって進めていくことが重要と考えております。 |
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