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大臣閣議後記者会見の概要 ( 2001/02/23 )
於記者会見室 9:03〜9:18


(閣議/閣僚懇)
 それでは、今日の閣議からご報告をいたします。
 今日の閣議は、一般案件が3件、法律案件が2件でございます。政令関係が1件でありまして、これは、当省関係で、総務・法務・財務・当省ということで、電子署名及び認証業務に関する法律の施行令、これがございました。人事案件が2件でございます。

 閣僚発言として、NHKの平成13年度の収支予算事業計画、これに対する担当である総務大臣の意見ということで、報告がありました。

 閣僚懇談会になりまして、保守党の党首である扇国土交通大臣から、昨日の村山参議院議員の辞職、大変、大きな問題であると。しかし、予算の成立ということで、今、それぞれが努力をしているので、やはり、1日も早い予算の成立、そこで閣内は一致して、これに結束して当たるべきである、こういう趣旨の扇大臣の話がありまして、全員一致で一致協力をして、とにかく内閣を支え、やっていこうと、こういうことで全員が一致をいたしました。
 森総理大臣から、保守党の党首である扇大臣から、そういう言葉をいただいたことを、非常に多としますと。教育改革、予算の早期成立、教育改革、あるいは、行財政改革、さらには経済構造改革、社会保障制度の改革、そういう政策的に重要な案件がたくさんある。したがって、政策を遂行していくということが、森内閣の重要な任務であるので、皆様方のご協力をお願いをしたいということと、自分のところにも、メールがたくさん来ているけれども、そのメールのうち9割ぐらいは、政策をしっかりやれと、そういう内容のメールが多いということも、併せて総理大臣からご披露がありました。

 今日の閣議と懇談会は、以上のとおりであります。
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【株価】
Q:
 株価ですけれども、下落が続いています。もう補正予算も執行してるし、公定歩合も下げ、与党の株価対策も大体、見えてきたと思います。あと何があるのかなという、行き詰まり感みたいなものを感じるんですけれども、これはいかがですか。

A:
 足元の日本経済というのは、米国の経済の減速から輸出が減少傾向にある。状況判断としても、改善にちょっと足踏み状況が見られる。景気の回復テンポが緩やかになってきている、こういうことが一つあると思います。
 22日に発表されました日本経済新聞社の設備投資調査では、2001年度の設備投資は前年比でマイナス6.0ということが見込まれておりまして、こういったことが株価の下落の要因の一つであろうと、こういう見方もあると思います。
 しかし、設備投資調査の調査時点で、2月1日では、まだ、来年度の投資計画を正確に立案している企業は少なくて、計画に現在の企業マインドが反映されやすい、それで調査対象に今回、大きく下落した電気機械業、電力業などの占めるシェアが高いということも、我々としては留意をする必要があるだろうと。
 今、ご指摘のように、いろいろ手を打ちましたけれども、下落というものの抵抗が続いていると、それぞれ対策を打ちましたけれども、なかなかその対策の効果が出てこない。そういうことで、私どもとしては、与党の株価対策と、こういうことは金庫株の問題でありますとか、いろいろ出てきましたけれども、そういう準備は一応、出そろったと。
 そういう中で、前から申し上げているように、企業の立っている環境を良くしていくということが、長期的に見ては必要なことだと、したがって経済構造改革というものをしっかりと進めていくということも、非常に私は大事なことだと、こう思っています。
 それからまた、不良債権という問題も、やはりこれは早急に、その債権の処理というものを目に見える形で示していくと、こういうことが必要で、これは、柳沢金融担当大臣と話をいたしまして、私ども経済産業省、それから、国土交通省、これがやはり不良債権の処理問題について、定期的に会合を持って、そしてこれからいろいろ具体的な方策を検討していく。第2回目も行われることに相成っておりますので、こういった大筋の中で、株価の安定と、こういうことに我々としては努力をしていかなければいけないとは思っています。
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【日米首脳会談】
Q:
 日米首脳会談が先送りされたことで、経済産業省から見た日米関係への影響というのはありますか。

A:
 当初、こちらから予定をしていたものが、先延べになったと、こういうことでありまして、マスコミの報道では、アメリカのそういう、日本の国内情勢に対する判断があったんじゃないかというような見方も、一部あるようです。
 けれども、私は1月末にワシントンに行きまして、ブッシュ政権のエバンズ商務長官やリンゼー経済担当大統領補佐官に会いましたら、彼らは非常に日米関係というものを重視しておりましたから、私はこれは、そういう政治的な判断ということではなくて、日程上の問題だと思っています。
 そういうことで、ご報告をしましたけれども、エバンス長官やリンゼー大統領補佐官と話をしたときも、彼らは日米関係の緊密強化というようなことに関しては、非常に認識も一致しておりまして、私はそういう意味では、特に心配はしておりません。 日米関係というものは大切ですから、日程が延びたということぐらいで崩れるものではない、こういうふうに思っています。
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【経済産業省参与会】
Q:
 経済産業省として設置されました参与会のことなんですが、改めまして参与会の目的、あるいは、期待みたいなものをお聞きします。

A:
 これは、1月6日の中央省庁の再編に伴って、通産省から経済産業省になったと。したがって、経済立国、経済大国の日本で、経済というものが冠について、新しい体制でスタートをすると、こういうことになりましたので、やはりこれから、21世紀の日本の経済産業というものを見据えて、幅広いご意見をいただこうと、こういうことで幅広い人材にお集まりをいただいて、そして率直で忌憚のないご意見を出していただく、それをこれからのいわゆる経済産業の行政に反映をしていく、こういうことで、今日、第1回目でございますので、私も出席をさせていただいて、皆様方と意見交換をさせていただきたい。こういうふうに思っておりまして、良いご提言がこれからずっといただけるんじゃないか。専門家だけじゃなくて、そういうジャンルの違った方々などの意見も、大いに参考にさせていただいて、そしてこれからの経済産業政策、こういうものに資していきたいと、こういうふうに思っています。
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【内閣退陣論】
Q:
 先週の会見でもお話しが出ましたけれども、次期総理候補ということで名前が出て、1週間経ちましたけれども、まだ、お名前がいろいろ出ていますけれども。

A:
 それは、今日も先ほどご報告しましたけれども、やはり、森内閣の閣僚の一員として、今、非常に重大な段階に差し掛かってきていますから、そういうことを考えずにやはり、一致協力、予算を通して、そして森内閣を支えていくと、これが私の基本的なスタンスです。
 名前を出していただいているということは、ある意味では有り難いですけれども、それは実態があるかと言ったら、全くないわけですから、そういう意味では私は、淡々と与えられた仕事をこなしていきたいと、こういうふうに思っております。
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【繊維セーフガード】
Q:
 セーフガード、タオルの話ですけれども、今日、申請する側の方で、月曜日にも提出したいという話も、私たちの方は聞いているんですが、大臣のところで、何か入ってきていますか。

A:
 2月16日の工業会の会合で、セーフガードの申請をすると、こういうことで、さらに細部の詰めの作業が進んでいて、今、おっしゃったように、来週当たりいよいよ提出されると、こう思っております。
 これは、繊維のセーフガードというものに関しては、WTOの繊維協定の中でも認められていることでございまして、輸入の急増でありますとか、あるいは、その業界に甚大な被害を与える恐れがあると、こういうことであります。
 しかし同時に、消費者やユーザーの影響と、こういうことも勘案をして、総合勘案をしなければいけませんが、WTOの繊維協定で認められていることでございますから、そういう形で申し出があったときには、当省としましても、標準動作に従って淡々と調査をし、そして結論を出していきたいと、こういうふうに思っております。
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【日本の長期格付け】
Q:
 今朝早く、アメリカの格付け会社のスタンダード・アンド・プアーズが日本の長期格付けを「AAA」から「AAプラス」に引き下げをしました。
 その理由としては、構造改革の遅れとか、財政の柔軟性低下を挙げているんですけれども、これによって円安が若干、続いておりまして、その中で円安、株安、債権安、いわゆる日本売りが出るんじゃないかという空気があるんですが、大臣はどのようにお考えですか。

A:
 我々としては、260の項目をリストアップをして、そしてその半分の130は3年以内にやってしまう、そしてそのうちの100は今年中に仕上げてしまう、こういうことで日本のそういう構造改革が進んでいないという、判定というものに対しては、私は今のお話を聞くと、若干、それはおかしいのではないかと。こういうことを着実に、政府を挙げて取り組んでいると、こういうことは評価していただきたいと、こういうふうに思っています。
 しかし、現実にそういう形で出てくると、今、それが為替にも若干、反映しているというようなお話もありましたが、やはり当然、影響が出てくると、こういうふうに思っております。
 したがって、そういうことを打破するためには、日本の今、取り組んでいる姿勢というものをもっとちゃんとPRをして、そしてその進捗状況というものも、相手側に分かってもらうような、そういう努力も私はしていかなければいけないと思っています。
 ですから、そういう「AAA」から「AAプラス」に変わるということは、私は今、おっしゃったように、いろいろな面で影響が出ていることは否めないと思っていますので、これから我々としては、計画を着実にやっていくと、こういう形でそういう面の評価を高めるように、努力をしていかなければいけないと、こう思っております。
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【繊維セーフガード】
Q:
 セーフガードは平沼大臣が直接、申請を受けられるんですか。

A:
 これはまだ、ちょっと事務的に分かりませんが、場合によってはあちらが私に直に出したいということであれば、私が大臣室でお受けするということになるかもしれません。その辺はちょっとまだ、詰めていません。


 (以 上)

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